●カメラが有るのに堂々レジを破壊…

(引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0995a0e4d8a29ed5103a2684adaf13ef7c6d71cd)
防犯カメラは『防犯』にはあまり向かないという記事を書いた次の日になんともタイムリーなニュースが…。
栃木県佐野市所在の無人販売店でレジを壊されたというニュース。
まあレジを壊しに来たわけではなく、
レジの中の現金を盗もうとしたが壊しきれず逃げた
といった内容ですね。
(ちなみに修理費は約500万円とかなんとか…)
●堂々たる犯行
10月6日午前2時の出来事だそうです。
明記されていないものの明るさを見るとおそらく営業時間中ですね。
この明るさでカメラに気づかない訳はないので映る前提での犯行でしょう。
しかもですね、

これもカメラです。
なんなら目線合ってますよね?ぐらいの位置にありますね。
こんな状態でもやる奴はやるんです。
だからカメラでの『防犯』は難しいですよ、というのが僕の持論です。
ですがこの映像があれば犯人の特定には繋がるかもしれません。
カメラの役割はそういうところにあるわけです。
リンク先のニュース記事でも以下のように結ばれています。
”防犯カメラは確かに動かぬ証拠を捉えているが、堂々と犯行に及んでいることから、犯罪を抑止できているとは言い難い。”
まったくその通りです。
●どう防ぐ?
これはもう
人(スタッフ)を置く
に限ります。
警察時代、無人販売店から窃盗の届出は度々ありましたが正直「勘弁してくれ」と思ってました。
野菜の無人直売所とかね。入れた現金が足りないとか現金入れたフリとかいろいろあるわけです。
カメラの映像を携えて何度も届出に来る人もいたんですけどね、僕に言わせれば「人を置いて対策をしろ」って話です。
なにもせず毎回届出に来られても困るんですよ。口が裂けても言えなかったけど。
そこをケチらなければ被害なんてほぼ無くなりますよ。
有人の直売所でそんな被害は1件もありませんでしたからね。
正しく『防犯』対策をして欲しいものです。
愚痴みたいになってしまいましたが、AKセキュリティでは犯罪の【未然防止】という観点での『防犯』を常に考えています。

